【映画】『ラブ・アゲイン』

 原題の『Crazy, Stupid, Love』が占めす通りの恋愛ドタバタコメディ。

 主人公キャルは40代の堅実なサラリーマン。理想的な家庭を築いていると思っていたキャルに、突然妻のエミリーから同僚との浮気を告白され、離婚したいと言われてしまう。

 一人アパートに移ったキャルは、寂しさを紛わすため夜な夜な地元のバーで飲んでいたが、毎晩違う女性をナンパしているプレイボーイのジェイコブと知り合い、彼に恋愛指南をしてもらうこととなる。

 身なりから、口説き方まで伝授され、ナンパに挑戦。正直者のキャルは、結局飾らず妻に振られた話をしたのが功を奏して、次々若い女性達とお付き合いする。

 しかし、ハイスクール時代から、一筋に思ってきたエミリーのことが忘れられない。また、エミリーもキャルとの日々が忘れられない……。

 13才の長男・ロビーは、ベビーシッターのジェシカに熱烈片思い。なのに、ジェシカは、キャルに片思い。

 おまけに、弁護士目指して猛勉強していた長女・ハンナが選んだ相手は、こともあろうか、プレイボーイのジェイコブなのだから、もう大変な騒ぎとしか言いようがない。

 ジェシカへの片思いに悩むロビーからの、切実な《諦めないで!》の言葉に奮起して、エミリーと家族を、取り戻すために立ち上がる中年男。

 涙あり、喧嘩あり、笑いあり。

 これぞアメリカというファミリーラブコメディと言えるだろう。