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科学のカラヴァッジョ派ブログ

ブログのコンセプトは「文学少女が物理学の本を読んだら」です。科学の恋愛至上主義。外見重視。

プラトン『ティマイオス』について

最近、プラトンが気になっています。ビックデータや人工知能の話って、もっと言うとGoogle の存在それ自体がプラトンが考えた「哲人王」の実装だなぁ、なんて思ったことがきっかけです。


そこで、プラトンについて調べたら、『嫌われる勇気』の岸見一郎さんが『ティマイオス』を翻訳していることに気付きました。



どこで、知ったのかは忘れましたがプラトンの『ティマイオス』には高校生のころから神秘を感じてきました。しかし、『ティマイオス』はプラトン全集でしか読めず、さらにその巻は絶版でした。古本も数万円。結局読めませんでした。



ところで、どこに神秘を感じていたかと言うと、リゾーマタです。

ゾーマ

地(土)・水・火・風(空気)の4つのリゾーマタ(「根本」の意 )は正多面体であり、その形状によって運動の性質や他のリゾーマタとの親和性が決まる。たとえば火は正四面体であり、最も軽く、鋭い。水は正二十面体、空気は正八面体である。これに対して土は正六面体であり、運動することが最も遅い。自然の諸物はリゾーマタがまざりあうことによって形成されている。



後に量子力学を構築することになる青年ハイゼンベルクもリゾーマタの一節に興味をおぼえ、物質の究極に正多面体のようなイデアがあるのか、それとも数式があるのか考えたそうです。



長らく入手が困難であった『ティマイオス』が手に入れ易くなり、とても嬉しいです。

ティマイオス/クリティアス

ティマイオス/クリティアス