科学のカラヴァッジョ派ブログ

ブログのコンセプトは「文学少女が物理学の本を読んだら」です。科学の恋愛至上主義。外見重視。

セドリック・ヴィラニの数学

セドリック・ヴィラニ。フランスの数学者。専門分野は偏微分方程式、数理物理学。
ボルツマンの気体分子運動論に平衡な確率分布が存在することは100年以上前から知られていたが、平衡状態に達するか、またその速度がどうなるか、という問題は極めて困難であった。これを解決し、プラズマ物理学における非線形ランダウ減衰が存在することを証明して、長年の論争に決着をつけた。その研究の成果により、2010年にフィールズ賞を授与された。
以下、セドリック・ヴィラニの「定理が生まれる」からの引用

ボルツマン方程式ーー世界で最も美しい方程式。ボルツマン方程式にはすべてを見いだすことができる。統計物理学、時間の矢、流体力学、確率論、情報理論フーリエ解析・・・。この方程式によって描かれる数学の世界を誰よりも知っているのはこの私だと言われたこともある。

私はヴラソフ方程式について研究したことはなかった。だが、方程式はすべての人のものである。私は襟を正して取りかかった。

ジョン・ナッシュ。過去100年で最も偉大な解析学者。数学における私のヒーロー。

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定理が生まれる: 天才数学者の思索と生活

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